夏休み前ですが、異動に関する調査がまわってきました。
教員の異動について、勤務校への面接などが2月で…と年度末に動いているように見えるかもしれませんが、すでに調整が始まっています。
まず、校内で残留希望がどれくらいで、異動希望がどれくらいか確かめるということでしょう。
残留希望の人がいたら、どの学部に配置するか考えるでしょう。残りたい人が特定の学部に偏る場合、経験則や経験年数の偏りを是正するために他学部にまわすことも考えるでしょう。
異動希望がどれくらいかみて、全員の希望をかなえていたら、行内体制がスッカラカンになるようなら、残ってと言えば応じるだろうという人、年数が浅いからもう少し残ってという人もでてくるでしょう。
【調査で聞かれること】
その学校の経験年数、校種重視か通勤距離重視か、退職希望の有無、異動希望の有無がメインです。
【総シャッフルの準備】
学校ごとに、おおよそ出るだろう人の数がでたら、おそらくそれが都道府県の人事のプールに入って、次の異動先に向けて抜き取られていくんだと思います。
異動者で埋まらないところは、再任用、新規採用、講師、非常勤講師などで帳尻を合わせると思います。逆に、多忙で落ち着きがない職場なので新規採用者を育てる余裕がありません、といった意見は通らないと思います。新規採用でとることになったんだもん、振り分けて、それぞれでまわしてもらわないと困るよー、と考えるのではないでしょうか。
新規採用すれば、その人たちが研修のために抜ける穴を埋める非常勤の人が要りますね。
再任用希望があれば、彼らの行く場所を確保しなければなりません。
パズルは夏から準備が始まり、秋にパズルピースが箱に入り、足りないところを誰で埋めるか…。なので、冬から春にかけて行われる講師や非常勤の先生の面接は最終調整の段階ということだと思います。余るほど講師や非常勤希望がいた時代はそれで通ったのですが、昨今は厳しいみたいです。