担任の先生より

819)特別支援学校 夏のプールの監視員のおしごと

学校のプールの監視員を担当することになりました。

正規の授業ではない、夏のプールにおける教員の水泳指導役割分担は以下のようなものです。

プールの準備(コースロープ、水底板の設置、水質検査、鍵の開錠施錠など)

教員と子どもの出欠に伴う指導体制の調整

子どもの指導(誰に、誰がつくか)

監視員

駐車場案内

受付案内

など

【受付案内】
私は全体監視が担当だから、他のことは任せます、私の担当ではありません

とおっしゃる方も、たまーにいるのですが、エラーがエラーを呼んで、全体または一部が機能不全になるのはよろしくないので、全体を見まわしてフォローに入ったりします。

受付では、来校する保護者と子どもの出迎えと手続きをしていきます。

・あいさつ
・プールカードの確認(記入漏れがないか。プールに入るか、終わってお迎えは誰になるか、etc)ちなみにですが、誰が誰の保護者か分からないときは、まずプールカードを拝見して苗字を確認しました。

・保護者の動向;子どもがプールに入っている間に学校に残っているか・外に出るかを聞きました。必須ではないですが、聞いておけば、緊急時に助かる情報です。

・児童生徒のひきとり:子どもをみてくれる教員がいるか、確認します。いなければ、受付で一緒にいます。

【プールの全体監視】
プールの監視台に登って、全体を見渡します。

具体的に何をするんだろうか?と思っていましたが、やってみて暇にならないことが分かりました。

①出欠者(数)の確認:教員と出席する子どもの数を確認します。グループごとに子どもが何人いるのか、頭の中に入れておきます。見えている子どもが何人で、足りなければ水中に沈んでいるか、トイレなどに行ったか状況を見ながら確認することになります。

②水底などの観察:水上にあがっている子どもの数を見ていればいいのですが、勘違いは誰にでもあることなので、水中にも目を配ります。水の事故防止に向けて配慮するのは子どもだけでなく、教員も含まれます。人間である以上、大人もリスクをもっています。

③プールから離脱した人の確認:トイレなどでプールから教員と子どもが離脱することがあります。誰が、何人でていったか把握します。

④タイムテーブル:スタート時間、終了時間、休憩時間の時間を指導のリーダーの教員と確認します。

開始は整列して、全体でやるのでいいのですが、いざ指導が始まってしまうと目の前のことに追われて時計を見るヒマがないこともあるので、休憩時間になると「カランカラン」とベルを鳴らして知らせることにしました。

休憩時間の終わりですが、再び「カランカラン」かと思いきや、「それぞれのグループの状況で再開すればいい」とのことだったので、ベルは鳴らしませんでした。確かに、トイレや水分補給などをする場合、かかる時間について個人差がでてきます。そのため、一律に始められないことがありますが、目安の時間を提示する必要はあったかなと思いました。

現に、「休憩開始の合図があったから、休憩終わりの合図もあるだろう」と待っているグループがあったので、口頭で「5分経ったら、グループごとに再開していいですよ」と告知しに行きました。

終了時刻、再び「カランカラン」の合図。

これで監視員のお仕事は終わりです。