学年全体で集会的な授業をすることがあります。
季節の行事やゲーム(集団活動)、校外学習の事前・事後学習などを行いますが、ずっと活動し続けると集中力はもたないし、疲れてくるのでペース配分をします。
もちろん、すべての企画したものが時間通りに進むとは限らないし、もともとやるべきことが2時間分ビッチリ詰まっていないこともあります。
そんなとき、たまに挿入されるのが「ビデオ鑑賞」の時間です。
選ばれるものは、NHKが出しているDVDや、ディズニー映画、昔話などが多いです。
【三択】
先日、選択肢にあがったDVD
ピタゴラスイッチ
クインテッド
おかあさんといっしょ
でした。
「さぁ、どれにしたいか、拍手で答えてね」という教員からの提案ですが、隣にいた子どもは、独り言のように「おかあさんといっしょ」、「おかあさんといっしょ」とつぶやいています。
拍手でアピールしなきゃ伝わらないし、私につぶやいても何もしてやらねーぞ…。
投票の結果、拍手が多かった「クインテッド」となりました。
【意思表示】
自己決定や意思表示、コミュニケーションの能力を高めることが推奨される昨今、向き合った大人に対して、様々な手段で意思を伝える取り組みが行われています。
それが、集団の場になると、意思表示の共通のルールが何で、伝える方法が適切でないとスルーされるんだと改めて感じました。