担任の先生より

845)特別支援学校 チームプレー

最近、どうも調子が悪くてダメダメです。授業をどうするか、イメージがはっきりわかないまま、その日、その時間を迎えてしまいます。

とりあえず、いくつかの手だてと教材を準備して、なんとか切り抜ける感じです。

この状況は、個別や小集団だとなんとかなるのですが、学年など全体をリードする場合は、少しの調整不足で授業が停滞することもあるのです。

【どうするか】
フォーマルな感じだと、授業の残り時間を念頭におきながら、繰り返しや、少し条件を変えて学習を続けることで切り抜けることができます。しかし、場がごちゃついているような時は、どうするか。

それは、教員集団のチーム力を信じるしかないです。

基本的には、MT(前に立ってリードする先生)の役割分担とプライドなどを尊重して、余計なことは言わないよう気を付けていますが、「あ、このままいったら、ここでつまづくだろうな」と読めたときは、こっそり教材(つなげるためのもの、不足するであろうもの、など)をもってきて備えることや、授業の展開を妨げないつなぎの活動をする覚悟をして状況を見守っています。

ところが、MTが年長だったりすると、いろんなことに忖度して、手が出せない人もいるのです。「できるから、余計なことをしないで!」「想定した展開なんだから、合わせてください!」みたいな顔をされると気まずくなるので、そういう先輩の授業には手出ししません。

【授業は誰がつくるのか】
授業は、役割分担があるので、MTになった教員が準備するのが基本です。しかし、いざ授業が始まってしまうと、MTだけでなく、児童生徒についているST(サブティーチャー)にも、その授業をチームでやりとげる責任があると思うのです。

しかし、「私が正義」という教員が一人でもいると、その他の教員は発言権の強い教員の顔色をみる、事前にお伺いを立てて決める、といったことになるので、個々の教員の主体性や対応力が損なわれてしまいます。その結果、リスクに弱く、次年度につながる経験則に乏しいチームになってしまいます。

私も、思い通りに、イメージ通りに授業ができたらと思いつつ、自分が休んだ時にフォローしてもらえる、調子が悪いときは自然な感じにサポートが入る、個々の成長が次年度に生きるためにはどうすればいいかと考えてきました。

それには、「あえて相談」、「自分の思っていることを開示する」、「仕事をするうえで、うまくいく方法を適宜共有する」、「困ったときは助ける」、が必要だと思い、それを継続しています。

今回の授業は準備が十分ではなかったですが、周囲の先生が役割分担をしてくれ、逐一指示を出さなくても、どんどん動いてくれたので、なんとか授業目標を達成することができました。