担任の先生より

860)特別支援学校 ICTの活用

学年内や、学年合同の集会が行われることがあります。

内容は、集合しましたか確認(学級ごと)⇒あいさつ⇒本時の予定の段階を踏んで、一番〇〇です、みたいな流れで進んでいきます。最近は、ICT機器の活用が推奨されているので、動画や予定表などの提示の際に使われるのですが、困ったことが時々起こります。

ICT機器に関して困ったことというのは、「使用できず」になることがある点です。

モニター(テレビ)が信号を受信できない、ネットにつながらない、接続機器の不良などがあるのですが、いくら便利だと言っても、機能しなければ授業がストップしてしまいます。

どうやったらうまく映るんだろう?

あれこれ触っているうちに、時間は刻刻と過ぎていきます。児童生徒と待っている教員も心配になり、一緒にモニターの配線やスイッチを見に行きますが、そうすると見守りの人員が減少して、思わぬ事故が発生することがあります。

【リスク管理】
私は、この後どうするねん!?的な状況になるのが嫌いです。ICT機器に依存した授業にしてしまうと、「できる・できない」のゼロか100になってしまいます。ゼロになったときに、すぐに対応できるアナログな授業内容も保険として準備するのですが、それならばICT機器ははじめから使わずにやってしまったほうが、準備に費やす時間や労力が軽減するのでは?と考えてしまいます。

よくやるアナログモードの保険は、ICT機器で提示するはずだった画像をカラー印刷し、ホワイトボードとボードマーカー(赤と黒)、ホワイトボード消しが大活躍します。

【手間をかけるのは授業だけではない】
授業の場でICT機器を出して、授業して、に労力が集約されていれば、まだいいのですが、それだけではありません。ICT機器を貸し出すまでの手続き、必要な画像などのデータを取り込むために手続き、データを転送する手間、教材そのものを作成する時間と労力がかかります。

全部完了させるのに、1時間では無理だと思います…。

情報機器のセキュリティや機器の紛失を念頭に置いた対応は必要なことでしょうが、適切さを徹底する余りに、日常の授業づくりのハードルが高くなってしまいます。見て楽しい、見て分かったというのは簡単なのですが、そこにたどりつき、後始末をするまでが大変です。