朝に、学年の教員が2人お休みということで、非常勤の先生をからめて体制をとることになりました。
学級には担任と非常勤の先生1人、「これはなんとかまわりそうだ」と思いつつ、普段一緒に仕事をしていない先生なので、子どもの様子を見ながら、何を目的に、どんな距離感で、どんな支援をしているか確認しながらすすめていけばいいやと思っていました。
この非常勤の先生は、やり方をあれこれ聞きながらというより、自分の言葉のかけ方や、支援の仕方をやってみて、試行錯誤しながら確かめたい人のようなので、最低限のことだけ伝えて、あとはお任せするようにしていました。
ところが…。
近隣の学級から、排せつか何かの事情でヘルプの要請がきて、非常勤の先生はヘルプのために教室を出ていってしまいました。さぁ、この後は1人で何とかすることになります。
もし、二人になった段階で、指導の個別性や質を高めたいと無理していたら、その後のかかわり方について、急な変更と対応を求められたでしょう。1学級に1人、1学級に2人と教員の配置が決まっているから、その枠でできること、と思うのですが、なかなかうまくいかないものです。
【給食】
非常勤の先生が指導に入る時、気を付けなければならないのは「摂食指導に入れるか?」ということです。非常勤の先生は時間勤務なので、お昼は休憩時間に設定されていて、お昼は給食でなく別で食べることがあります。
午前と午後に入っているから、給食も複数で対応できると思っていたら、「お疲れ様でした~、午後にまたきま~す」と場を離れるのです。
児童生徒が複数で、それぞれに支援が必要なら、こっちのお皿にいれ、こっちのおかずをスプーンにすくわせて…と右に左にバタバタします。これまで、個別に対応が必要な子ども3人を1人でみたことがありますが、頭の中はフル回転、それぞれのスプーンやお皿を混同してしまわないように注意したものです。
食器を片付けて、個々の給食グッズを片付けさせて…フラフラになった頃に「戻りましたー」と非常勤の先生が戻ってきます。
いやね、もうピークタイムは過ぎましたよ。もっとバタバタのときに来てほしかった…。ってなことがあるんです。