児童生徒宅から、遅刻の連絡が入ることがあります。
それは、事前に連絡帳等で書いてきたり、当日の朝に電話連絡で知らせてきたりします。連絡の多くは8時前後の電話です。その時間帯は出勤時刻前なので、担任でない誰かが電話を受け、後にメモ等で担任(または学年教員)に知らされる流れです。
さて、連絡が入ったら、いつ来るのかな?どのタイミングなんだろうか?なぜ遅れるのかな?が気になります。
【いつ】
いつ登校するかを確認します。もし、到着する時間が学級の教室で活動している時間帯ならいいのですが、音楽室や体育館などの場合、「到着したけれど姿が見えず、どうすれば?」となります。学年等の先生が玄関や教室で待ち構えていることが難しい場合は、教室の入り口または児童の座席近くに、書き置きをします。
「〇〇様 〇:〇〇~〇:〇〇は体育館で体育の授業をしています。」みたいな感じです。
保護者に直接確認したいことがあったり、ある意味かまってちゃんな保護者であったりする場合は、体制をつくって待機するようにします。
協力的な保護者なら、教室まで連れていき、着替えや排せつなどを済ませて体育館などの特別教室まで連れてきてくれることあります。
【なぜ】
遅刻の理由について、思い出せるだけ列挙します。
・通院するので、終わり次第登校します(医療機関の終わりは見通しがたちません)。
・親が寝坊した。
・子どもを起こそうとしたが、起きなかった。
・夜更かしした挙句、疲れて動けない⇒しかし、出席して給食は食べる
・祖父母のお見舞いに行ってから登校
・兄弟の通院に付き合って、その後に登校
・家で大暴れをして、落ち着くまで動けなかった。
・家を出る直前に便失禁があった。
・朝食に時間がかかり過ぎた。
どれくらい遅れたら「遅刻」とするのでしょうか。始業後〇分までなど、明確は基準について聞いたことがありません。通院も健康管理の一環だから遅刻にしないという先生もいましたし、登校時間を1分でも過ぎたら遅刻だという先生もいました。私は朝の準備などは黙認し、全体で行う朝の運動や各教科の授業に遅れた段階で「遅刻」とつけるようにしています。