担任の先生より

904)特別支援学校 次年度に向けての準備

次年度の教員指導体制の発表はいつでしょうか?都道府県や政令指定都市を見渡してみて、およそ3月18日とか19日とか聞きますが、どうでしょうか?

修了式は3月の最終週に行われるとすると、4~5日で次年度に向けてのめどが立つところの準備をして、2週間で「ハイ、新学期ですよ。みなさんはじめまして~」という、通常の流れにのせるということです。

この通常の流れとは、子どもが登校して、学習をして、下校するという一連の流れだけでなく、学校運営を新年度モードで進めることも含めてになります。

役割分担は、4月に入ってからフルメンバーでないと決められません。そのため、できるときに、できることをするしかありません。

【何するの?】
何をするかといっても、新体制を発表してから、個人として、学年として、学部として、学校として、それぞれどこから手をつければいいのでしょう?

このへんは、教員として、その学校に在籍して、何年の経験があるかによって違ってくると思います。自分のことで精いっぱいなら、まずは自分の足元をかためる努力をすべきですし、他の教員と比べて一日の長があるならば、新年度どのように仕事をしていくか道筋をつけることに尽力して欲しいと思います。

まず、学級と、そこに在籍する子どもの人数と面子が分かったら、教室の物品置き場と机・椅子の確保、登下校の支援体制の確認、学習グループの設定、教室ごとの必要最小限の物品の確保、新学期に向けての学年だよりなどの作成(枠づくり)、連絡帳の用紙の印刷あたりでしょうか。

あとは毎年、学部や学年などで〇〇は、誰が担当する、みたいな役割分担表みたいなものがあるので、そこに新年度はどうあてはめるか準備することはできると思います。仕事によって、ここは経験者をいれたほうがいい、このグループには〇〇くんがいるから担任を入れておかないと、ここは新人さんに入ってもらおう、みたいな感じです。

この事前の割り振りをするときに、既存の人の人間性や、お仕事ごとにどれくらいの質と重要性を感じているか、どれだけ全体の仕事を把握できているか、などによって内容が変わってきます。新年度、強権的な人やワガママな人と一緒になりませんようにと祈っています。