2024年8月26日付けの日本教育新聞で、放課後児童クラブ待機児童が昨年より2186人増加したという記事がでていました。
記事によると、放課後児童クラブに登録している小学生は151万5205人もいるとのこと。共働き世帯の増加でニードが増しているとのことですが、特別支援学校でも放課後活動を利用する子どもが多いと感じます。
登校はかなりの割合でスクールバスに乗車しますが、下校するときはスクールバスでなく放課後デイを利用する子どもの割合が増え、感覚的に7割程度が放課後デイを使っているように思います。
スクールバスに乗るからといって、全員が家族お迎えで自宅に帰る訳ではなく、何割かは保護者や家族ではなく放課後デイの職員さんがスクールバスのバス停にお迎えにきている場合もあります。
【どうなる子ども】
家や車、子どもはお金がかかる、みたいなことを聞いたことがあります。出費の面だけで考えると、確かにラーニングコストがかかる項目になるのでしょうが…。
子どもがいたら、サポート又は預ける人や場所がないという話になり、学校や放課後デイがどれくらいやってくれるかという話になり、思ったより子どもにかかわる社会資源が少ない現実に直面します。
子どもは家庭を中心に育てるか、社会全体で支えるのか、家庭も社会的資源も十分でなく、どちらも悲鳴をあげはじめている気がするのは私だけでしょうか。