担任の先生より

368)特別支援学校 すっからかんの教室を見ながら

教室移動と整備の日々を送っています。
いま、次年度に入る教室のフロアには何もありません

スタートはすっからかんのほうがいいですね。

ここに入る子どもは何人、出入りする大人(教職員)は何人で…。
どんなときこの教室を使うのか
授業で使う教室はどこなのか
移動するときどこを通るのか
この場所で何をするのか

本を読んだり、音楽をかけてみたり、ぼーっと教室内を眺めていたりして、その教室の空間というか、距離感というか、そういったものを感覚的に自分の中に落とし込んでいきます。

「~しなければ」、「段取りしなきゃ」はその後です。

はじめから計画したものを詰め込んだレイアウトにすると、窮屈で落ち着きがない教室を作ってしまう気がします。

大人も子どもも、ルーティンの奴隷になってはいけません。

やらなきゃいけないこと半分、とにかく一緒に過ごそうという時間が半分という感覚で学校生活がデザインできたらと思っています。それができれば、誰がきても窮屈な思いをせずに、為すべきことができる場所になっているんじゃないかなと思います。


https://magomago1.org/367specialeducationpersonalandhopethebest202103/
前回は「367)特別支援学校 個別最適な学び」でした。