学校の文化 担任の先生より

371)特別支援学校 去り行く者に唾は吐かない

「みなさま、お世話になりました。身体に気をつけて頑張ってください。」

異動で去っていく先生をみながら、心の中で毒づくことがあります。
「やっと出て行ってくれるのね、さようなら。」

先生にもいろいろいて、同僚を思いやり、よりよい指導を意識して頑張っていた先生もいれば、
主観と自己主張をむき出しにして、周りをひっかきまわした先生もいます。

後者の方だと、ヤレヤレですが、去り行く先生に唾は吐かないのがマナーです。

死にゆく人を辱めない、切腹したら免責、それが日本の文化なのかなと思います。

それを考えると、職員室のなかで素行が悪くても異動でチャラ、出ていくときは吊し上げを食うことがないとなると、空気の読めない勝手な人が変わらないのは仕方ないのかな…。

私は異動で去る時、同様に異動していく先生から捨て台詞を吐かれたことがあります。
私の学級にいた3人の児童生徒、指導は大変でしたが、その先生はその中の1人を指導できずに振り回されて何もできませんでした。

「ヤツは3人みて、私は1人すらまともに指導できなかった」
きっとプライドがキズついたのでしょう。

異動先では変なプライドは捨てて、楽しく仕事してもらえたらと思います。

https://magomago1.org/370specilateacherleavesthescoolsomeday202104/
前回は「371)特別支援学校 去り行く者に唾は吐かない」でした。