学校の文化

380)特別支援学校 給食が足りない

学校の給食は、管理職、事務室、小学部の教職員と児童、中学部の教職員と生徒、高等部の教職員と生徒、というように、枠ごとにワゴンに乗せられ、配られます。

事前に欠食の申請がでていれば、ワゴンに乗せる予定のなかから、その分減らされます。教育実習に来られる方がいる場合は喫食届の事前申請により、在籍する学部・学年のワゴンに追加されます。

では、小学部や中学部などに属さない、新たな役割をもつ教職員はどうするのでしょう?

例えば、コーディネーターや実習助手などの方々です。この方たちは、どこかのワゴンに宿り木のように入れてもらい、配膳してもらうことになります。

なので、休むとき、出張に出るときなど、「食べるの?食べないの?」と思われないように忘れずに連絡するか、自分の動きをキャッチしてくれる親切な人を探す必要があります。

年度がわり、宿り木(ついでに配膳してくれる)をしていた部署がプラスアルファの人数が変わったことを忘れていた、宿り木先となった学部が、宿り木がついたことを計算にいれていなかった、などの行き違いが給食の過不足につながります。

【対策】
大人の分〇食(学部教職員〇食、コーディネーター〇食)
生徒の分〇食(内訳:普通食△食、中期食△食)

全校の配食がどのように行われていて、全体を見渡して過不足ないか確かめる必要があります。

多くの仕事にあてはまりますが、指示を出す側と受ける側の情報が合っているか、内訳はどうかなど、矛盾や抜けががないか、順を追って見ていくことがミスを減らすことにつながります。
組織が大きければ、構成員が多様であればなおさらです。