こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、特別支援学校で行われる音楽について、紹介したいと思います。
音楽は、音・美・体(おんびたい)の一つで、行事にも深く関係する教科です。
【時間割の中のおさえ】
学校によって、校種によって違うことがありますが、とにかく例を挙げていきます。
すること:各行事のテーマやダンスなど、歌唱や身体表現・鑑賞・器楽に取り組みます。器楽では、「合奏する楽しさ」、「リズム」「自己表現」を大事にしながら学習をすすめます。
頻度:週2回行われます。
時間:小学部だと45分、中・高等部だと50分
集団:知的だと学年単位、肢体だと学習グループ単位で行われる。
教室:音楽室または教室で行われる。
音楽室は特別教室に該当するので、全校調整のなかでどうなっているか確認したほうが良い。
【内容】
授業の流れ(例)
肢)始めの歌⇒挨拶⇒身体遊び歌⇒テーマ1⇒テーマ2⇒終わりの歌⇒挨拶
知)座って待つ⇒出席⇒授業の流れ⇒ダンス⇒テーマ1⇒鑑賞⇒挨拶
【ひとくちメモ】
①メインティーチャー(MT)を中心に、全体がどの向きで位置取りをするか、あらかじめ考えておきます。ホワイトボードなどをうまく使って、どこが前か、中心か示しましょう。
②一列か、二列か、壁を背にするかしないかで、集団の安定度が随分変わります。 ③教員のつきかたを工夫しましょう。教員の能力が測れていないと、場が荒れます。
④内容は欲張り過ぎず、繰り返しで慣れるか、その場で段階付けをするか判断できればベターです。
⑤授業ではホワイトボードを使うか、テレビとパソコンを使うか、パワポを使うか、音楽科教員の好み能力、 授業の進め方によって様々です。持続可能な方法でやりましょう。