こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、教員の異動について書いていきます。
異動する先生はどうするか
残留することになった先生はどうするか
【教員の異動とは】
特別支援学校では、昔は同じ学校に20年いる先生の話を聞いたことがありますが 、
最近は、3年やら、6年やらで、他の学校に異動していきます。
異動については賛否両論あります。
仕事や文化の伝承ができない。
重鎮が大勢いると、空気がよどむ。
重鎮を尊重したり、遠慮したりするので、若い人が育たない。
管理職は自分より古い人がいて、抵抗勢力になると管理能力が発揮できない。
なんというか、良し悪しです。
とにかく、最近の教員は何年かすると、他の学校に異動していきます。
あと、同じ学校内で異動(学内異動)もあって、知的と肢体の併置の学校や、 小学部~高等部まである学校でよく見られます。
【異動していく先生】
〇年したら異動という、年限いっぱいやる人もいますし、 異動して、別のところで仕事したいとフリーエージェントを宣言する場合もあります。
異動する先生は、次年度の指導体制や校務分掌配置の発表が行われる前に、 次に行く学校への面談を済ませています。
異動先の学校で行われる面談で話す内容は、どこの学部ができるか、どこの学部を希望するか、 校務分掌は何ができるか、などの意見交換になります。
それらはあくまで校内体制を考える時の参考に、ということで確約はありません。
異動が決まった先生がすることは、学部内や職員室に置いてある私物などを ちょっとずつ片付け始めますね…。
また、自分がここを離れる前に、これまでの蓄積を伝えないと!俄然説明や引継ぎをしまくる場合と、 去る人が、残る人の仕事をかき回してはいけないと、あまり話さなくなる場合があります。
【残る先生】
誰が残る、戦力的にどうなるか あの先生が抜けたら、どの機能が損なわれるか この転任者A(体育)って、どんな人なのか 初任者Bって、仕事できるのかな…。
次年度に向けて、乱れたパズルピースを確認しつつ 、まだ不明なことが多いので、とりあえず今からできることをしようと 児童生徒の名前カードや日直表などを作ったり、前任者に仕事の確認をしたりして 4月にフルメンバーが揃うのを待つことになります。
https://magomago1.org/brushingteethafterlunch202002/
前回のブログは「44)給食の後の歯磨き支援 ~うまくすすめるコツ~」でした。
https://magomago1.org/childrenspossibilitynolimit/
次のブログは、「46)「子どもの可能性は無限」か。限界とほど良さを認めよう。」です。