久しぶりにブログを書いています。
季節の変わり目のためか、体がキツかったのと、変に忙しかったので、先延ばしにしていました。
コロナによる制限が大幅に緩和され、校外に出る行事が増えてきました。
予算や行程の書類などがあるのですが、そのなかでも児童生徒の学習に直接かかわるものとして、事前学習があります。
事前学習は、イレギュラーなイベントや活動を行う際に設定されることが多いです。逆に、事後学習は写真を見て振り返るなど、事前に比べて比較的簡素に終わる傾向があります。たまに、実施した当日に振り返りや反省をやってしまって、あえて事後学習はやらないこともあります。
【主な目的】
心の準備をさせる(子どもにも、大人にも)
内容を知らせることで、当日のトラブルやパニックを少なくする。
指導略案(教員向け)や出かけた時に適宜、ではおさえきれないくらいのタスクや留意点があるとき。
新転入生がいて、在校生との経験値の格差を埋めたいとき。(去年やったから知ってるー、がない)
引率する教員自身が、自分でどれくらい当日の流れを把握しているか確認する。
行先で見るものが全て新しいものでなく、日々のどこかにつながっているものだと知らせる。
【進め方】
5W1Hを盛り込んで説明する。
行って、戻ってくるなかで、どこに注目(注意・学習)させたいかポイントを提示する。
現地で選んだり、決めたりするものを予告し、事前に決めさせる。(メニュー選びに長時間待てない、など)
リハーサル的に体験しておいたほうがスムーズ、と思われる課題に取り組む。
簡単に済ませるときは、紙芝居のように紙に印刷したものを順番に提示する。
パワーポイントで、順をおって提示する。
体験的に学習(予習)させるときは、本番に役立つ環境設定またはポイントをおさえた課題設定をする。
授業に参加する人数が20人~30人以上になると、紙を見せてするのは厳しくなります。スクリーンを使って大きくみせるか、各教室で同じ内容を流したりして、よく分からない集会が勝手に展開されているような状況は避けたいものです。