今日の目標
「写真や文書でない、児童生徒に直接あってイメージをもつ」
「登校から下校まで、事故無く終わる」
これを目標にして、次の一手(次の予定)に向けて、1つひとつ着地していくようにしました。段取り良く、2~3種類のタスクをからめるように進めるのが効率いいのですが、児童生徒と初任の先生が「これが⇒終わった」「次が⇒終わった」のように、活動ごとにどのように進めるのか、把握できるようにしました。
そのためには(初任の先生向け)
・タスクを1つひとつ、並べる。
・児童がするのは何で、あとはどこまで介助や支援をするのか決める。
・初任の先生が何をするのか決め、あれもこれもと説明をつけない。
・やらなくてもいいことは、省略する。
・手がかりが分かるようにする。
今は、理解することよりも、流れに合わせて動くこと、学校生活ではどんなことがあり、どのように展開されるのか見ることが最優先と考えています。
どれも、担当だから、大事だからと矢継ぎ早に飲み込ませる傾向がありますが、自分が初任だったときよりも、やることは質的に量的に、かなり増えています。どこまで飲ませたら消化不良を起こすのか考えます。いきなり口いっぱい入れるのではなく、段階的にどれくらい口にいれていくか考えます。
「何かしましょうか?」と聞かれたとき、すぐに完結できるタスクを用意するか、今日やったことを日記や日誌のように記録する、を求めました。「何かしましょうか」というときは、ヒマだからというより、この後どう過ごしたらいいか見えていないことが多いので、観点を増やして混乱のもとをつくるより、着実な一歩を与える方が有効だと思います。
前に言ったことを思い出して、自主的にやろうとするときは、自分ができることを少しずつ増やそうとしているので、「これでいいんだ」が積み重なるように見守っています。
初任者教育について、このペースでいいのか?ゆっくり過ぎて落ちているところがあるのではないか?_といった不安もありますが、ゴールはとりあえず一年後だと考え、確かなものを積み上げさせてみようと考えています。