担任の先生より

1103)特別支援学校 校外学習の下見

春の校外学習(遠足みたいなもの)に向けて、下見や予算建て、実施案作成などが進んでいます。

今年度は担当ではないのですが、実施要項だけでは読み取れないことがある、実施要項を見ても分からないことがある、既定路線から外れたときの準備ができないことは否めません。だから、単身で下見に行ってきました。

何も知らないまま同行すると、MTが離れたときの対応に自信がもてなくなります。また、集団行動していても、引率している学級の先頭を行くのは自分なので、フワフワしていると指導体制が安定しません。先を読みながら、全体の動きの中で自分たちの位置はここだと言えるほうが、校外学習当日の不安は少なくなると思うのです。

【自主的な下見】
公式の下見は担当が行っており、あくまで個人的な活動として現地の視察に行きました。

出発点から現地までの導線
入ってからの環境はどんなものか
休憩や集合、トイレの場所はどうなっているか
AEDを含む救急の場所について
施設やアクティビティの活用方法、流れ
実際に見て、当日どう動くかなと思える疑問点や確認事項の洗い出し

などをしてきました。なにせ、勤務時間でなく、自分の時間を使っている訳ですから、「この先はどこにつながっているんだろう?」、「さっきの場所はどんなだったっけ?」、「休憩場所に何人並べるだろうか?」などについて、行ったり来たりしながら確認することができました。

初めて行った場所で、それも児童生徒を引率しながら調査や確認などできるはずがありません。見たものをふまえて、当日右往左往せずに引率できたらと思います。

【担当は大変】
行事の担当になると、全体の動き方を掌握しなければならず、それだけで大変なのに、ついてくる教員や児童生徒が揃ってお客様になられてしまうと、その負担感は半端ないものになります。それよりも、一言言えば状況を把握してうまく動いてくれる、別行動しても計画通りに合流してくれる、そんな集団行動であってほしいと思うのです。