研究授業の後、または日常であまり見かけないようなミスをしでかした時、経験年数の長い先生から新人になげられる言葉です。
「あなたは特支の教員に向いてない」
研究授業の後や、ミスった後は、いろいろな先生から意見をもらったり、指摘があったりする状況なので、新人の先生は「聞くしかない」ですわね。先輩の先生も、「これを機に、一言言わせてもらうわ!」みたいなスイッチが入るんじゃないかと思います。
昔、医療機関でリハをしていたときも、ちょっとノッてきた学生さんに「お灸をすえる」、「頭をおさえてやらんといかん」みたいなことを、PT(理学療法士)の人が言っていました。これって、良し悪しだなぁと思い、どっちがいいんだろうと考えてみると
経験が浅いうちは、基盤ができていないうちは、多少調子に乗らせてもいいんじゃないかなと。ただ、リスクマネージメントをキツめに意識させる必要があると思います。
【あるなぁ…】
「あなたは特支の教員に向いてない」と言う人、あんたこそ、何様やねん?と思うのですが、確かに、います。特別支援学校にいて、違和感がある人が。
・社会的常識や、対人関係において、許容できる範囲を大きく逸脱する
・経験を積むのではなく、日々やってやりっぱなし
・指導や注意を聞かないで、同じ失敗を繰り返す
これはムリだなぁと思う人の特徴をざっと挙げてみました。学校で教員として仕事するとき、学校の文化を把握すること、子どもの見本になる大人であること、健康や安全を守ること、大小にかかわらず成果がだせること、周囲の教員や保護者にとって学びになる、のようなものが「良い」と認識されます。
上記の三点は、これらの障壁になるものと思います。言いませんが、特支の教員に向いてないんじゃないかなと。どのような事情であろうと、人をキズつける言葉ですから、言う場合は相応の覚悟が必要で、感情にまかせて吐き捨てないように、と思います。誰しも失敗はありますし、未熟なときがあったと思えば…ですね。