学校の文化 担任の先生より

1165)特別支援学校 予算申請実施中

今、いろいろな部署で予算申請を行っています。

学校全体で事務方がとりまとめて申請するのですが、あちこちで「来年度、必要なものをとりまとめて…」と言われていて、1人で複数の仕事を担当していて、それぞれ予算について考えると、「もう、去年並みでいいんじゃない?」と考えたくなります。

部署ごとに、「毎年何を使っている」、「これを入れた方がいい」、「これはもう必要ない」、「次はこれをいれて使ってみよう」、「これは、この部署で買うより、各学部で買いそろえた方がいいよ」なんていう発想が起きるには、その部署で複数年役割を果たしてきた経験が必要だと思います。

ところが、校内の部署について、ずっと同じ学部、校務分掌、各種委員会のまま何年も居続ける人は、それほど多くなく、それをふまえて考えると、実際の運用を想定した予算申請は、結構難しいのではと思います。

【申請の例】
中学部〇年より
予定カードの材料、生活単元学習で使う種や肥料、図工で使う工作キット(絵具などは中学部全体の美術科で申請する)、校外学習の下見の費用、校外学習の入場料や交通費など

体育科
ラインマーカー、ボール、教材運搬用のカゴ、玉入れの球、スピーカー、プールに入れる薬品(学校の施設管理の費用で申請することも)、など

【申請し過ぎ】
今日、部署のリーダーから話があり、「先日、必要ということで出してもらった品目リストなんですが、ちょっと金額的に多すぎるので、どれか削ってもらえませんか?」と言われました。

それについて、ストックがあるので慌てないもの、代替品で調整できるものを削ったりして、帳尻を合わせました。予算は、財布からお金を出すならば、もっているお金の範囲でやりくりするのですが、学校では、部署ごとに、あなたのところはこれだけ、そっちの部署はこれだけと金額の枠が提示されません。

とにかく、年間を通じて、部署で使うものを揃えて、次年度に仕事が停滞しないようにと考えます。もし、申請しそびれたら、次年度にその部署で仕事をする人に迷惑をかけるかもしれません。だから、どうしても「あれもこれも」になってしまうのです。