こんにちは、雑賀孫市です。
今回は、授業の合間などに、数日間楽しめるモノづくりを紹介します。
【携帯電話を作ろう】
児童・生徒にとって、大人が持っている携帯電話は憧れなんだそうです。 「持ってみたいな。」、「自分も欲しいな。」などと言っているので、 「そんなら、持ってみたら?」と思ったのが始まりです。 かといって、本物を契約して使うことは勧められないし、 携帯ショップで置いてある「ご自由にお持ちください」のジャンク携帯を持ち帰るのも、 投げて当たったらヤバいと思ったので、「安全なものを作ろう」ということにしました。
【手作り携帯電話を作るうえでの留意点】
・費用がかからない
・投げて当たったりしても安全なもの ・壊れないもの
・リアルさが感じられるもの
・再現性が高く、量産可能なもの
・作るために高度な技術を要しないもの(誰でもできる)
私が普段意識しているのは、費用がかからず、誰でもできることです。 学校は予算で物が買われるので、思いついたとき「はい、どうぞ」という訳にはいかないです。 かといって、自腹で材料を買ってばかりだと、どんな人でもできるものにはなりません。 また、「あの先生は技があるし、好きだからできるんだよー」というものは当事者意識を 喚起できないので、一般化できないと思います。(かといって、否定はしません)
【作り方】
材料:
印刷したスマホの画面、段ボール、色ガムテープ、ブッカー(透明のシール)
かなりベタですが、もっとうまくできる方は、どんどん進化させて頂ければと思います(笑)
順番:
①スマホ画面で、他人が見ても恥ずかしくないところを「スクリーンショット」
②画像データをパソコンに移し、スマホサイズにしてカラー印刷 これで画面はできました。
③次に、本体ですが、段ボールをスマホ大にカットして、1cm弱の厚さになるよう重ねます。
④携帯の色の好みに合わせた色ガムテ(今回は黒)をすきまなくまきつける。
⑤スマホ画面を両面テープで本体に貼る。
⑥ブッカーをまいて貼り、光沢を出し、粘着のモレを防ぐ。
⑦完成
ごっこ遊びでも、何でもやってくださいまし(笑)
http://magomago1.org/whatkindofcardcanisee202003/
前回のブログは、「80)担任の先生(元作業療法士)がつくる、特別支援学校の授業~こんにちは~」でした。
http://magomago1.org/goodusewheelchair202003/
次は、「82)元作業療法士が特別支援学校の担任になって(車椅子を安価にカスタマイズ)」です。