学校の文化 担任の先生より

100)特別支援学校の教材づくりについて

こんにちは、雑賀孫市です。
今回はブログ100本目です!
今日は、特別支援学校で行われる教材づくりについて書いてみます。
教材づくりは、子どもにとってどんな学びが必要か(教育課程上も含め)、 その学びのためにどんなモノが必要か考えて作ることです。

【教材の準備】
新年度の前と、4月に入ってすぐの間(異動した人は始業式までの数日の間)にてきたらここだけ)に教室環境と教材をある程度 揃えておく必要があります。

小学部2年生から6年生までと、中学部2年生と3年生なら、前年度に使っていたものがあると思います。たまにハズレもありますが、極端に実態とかけ離れたものでないので、 とりあえず使ってみて考えるという手が使えます。

しかし、問題なのが小学部1年生です。 前年度に使ったものは小学部2年生にもっていかれることが多いですし、 中学部や高等部3年生で使っていたものは、小学部1年生に転用できないものが結構ありますし、 基本的には小学部のものは小学部で用意することになっているので、「教材があまりない」状態に なっていることがあります。

【子どものことが分かってきた】
授業がすすむにつれ、だんだん集団の特性や個々の実態が見えてきます。 学校生活の過ごし方や、基準となるルールが確立されていきます。

では、教材はというと、昨年度に発注された教材が届くようになりますが、 今年度の教員の教育観に合わない、子どもの実態とは違うものが届くことがあります。 そうすると、うまく指導ができないので、教員は子どもの実態に近い児童生徒の担任から使わない教材をゆずってもらったり、教材庫を見まわして近いものをもってきたりします。 それでもダメな場合は図工室(美術室)や木工室(知的の学校によくある)に入って教材をつくることがあります。

まずはやってみよう

【学校に必要と思うものがなかった】
そこでも目的のものが手に入らない、または作るだけの時間がとれない時、教員はよく自腹で教材を買ったり、100円均一等で材料を揃えたりしています。 なぜかというと、前年度の予算執行は終わっており、どうしても必要なものがあれば申請してくださいという補正予算の話がでるのは秋ごろで、その間は教材の補充ができないからです。  

また、教材をつくると言っても、午後3時半過ぎに子どもが下校したあと休憩時間になり、 それが終わると会議がよく入ってくるので、教材をつくるのは定時過ぎです。 時間をかけて作るので、失敗や試行錯誤はなしでいきたいです。 いざやってみたけれど、難易度が高くてできない、代わりの準備をしていないとなると、 間がもちません。

このような事情がありますので、ブログなどで教材の紹介がバンバンされていたら、自腹なのかな、 時間を使って作ったものなのかなと思いながら、暖かい目で見て頂ければ幸いです。

楽しく学べるものができるかな


前回は、「99)教員の異動が新聞やネhttp://magomago1.org/openteachersmove202004/ット上に掲載されることについて」でした。

http://magomago1.org/manysectionhavestudentinfointheschool202004/
次は、「101)特別支援学校のカルテ(個人情報)」です。

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