担任の先生より

98)学校の先生が通勤時間のなかで学べること

4月1日、全国で初任・異動の先生が赴任する学校に向かいます。
予定していた通勤経路でいいのだろうか、何をもっていけばいいのか、 行った先にいる人はどんな人だろうか、この駅に向かう生活が続けられるだろうか…と いろんな思いを乗せていったのだろうと思います。

初日、何がどうなっているのか分からないので「不安」しかないですが、 特別支援学校に赴任する先生には、その気持ちを忘れないでいて欲しいです。 なぜかというと、児童・生徒の中に、どうしたらいいか見えないことをすごく恐れ、嫌がる 子どもがいるからです。

見通しがないのは不安

【出勤時に失敗したこと】
私が出勤の時に失敗したこと。

初めての電車通勤、「ガタンゴトン」と揺られているうちに消化器系が刺激を感じたのか トイレに行きたくなり、着いた駅でトイレにかけこみました。 想定していた乗り換え時間を過ぎ、ローカル線だったので遅刻が確定。 職場に電話して、1時間の年休を申請しました。 「こんなことに使っちまった…。」とガッカリしたことを覚えています。

他にも、ターミナル駅で同じホームだけど、違う方向に行く電車が次々と 入ってくる、というパターンがよく分からずに乗り込んでしまい、 途中で気づいてUターンしたことがあります。

あと、3月15日のダイヤ改正で時間が微妙に変わったことを把握していなくて、 「ちょっとズレた、乗り換え大丈夫か!と慌てて調べたこともあります。」

【それでも】
通勤時間は無駄な時間と思っていましたが、できることは結構あると感じています。 セミナーの音源を聞いたり、本を読んだり、人間ウォッチングをしたりと、 割と有意義に過ごせています。今は始発電車に乗るので、座れるのも嬉しいです。

スポーツをやっていたときは、あえて座らずにかかとを少し浮かせて、カーフレイズ(ふくらはぎの強化)をしていたこともありました。

一日の流れが読めてきたら
①その場面で何をするか考える。
②1日の中で、必ずすると決めたことは何か、それはどこでやるか。
③1日の中で、どんなことをするか網羅して、列挙する。
これらを決めていきたいと思っています。

有意義な通勤

【通勤時間をデザインすることは学校生活をデザインする能力に直結する】
ちなみに、この時間の使い方は、学校生活をデザインするときにも有効です。
・ルーティンがある。
・個別対応できる場面は限られている。
・登校から下校までの時間に、何をどう配分するか決める。
・シングルタスクで進めていける。

これらを念頭に置き、学校にいる間にどう過ごすか線引き(基準)をつくることで、何をどれだけ、いつやるか決められるようになります。

これができない先生は優先順位がつけられないやらなければいけないことが多すぎる周りを待たせることが多い指示待ちで主体的に動けない保護者などの要望をノーガードで聞いてしまう、などの問題を抱えることが多いと感じています。

http://magomago1.org/2007howotsupportspecialeducationteacher202004/
前回は、「97)2007年特別支援教育制度本格実施を受けて、OTはどう反応したか④ ステージ3」でした。

http://magomago1.org/openteachersmove202004/
次は、「99)教員の異動が新聞やネット上に掲載されることについて」です。4月1日ですが、御存じですか?

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