担任の先生より OT・PT・ST

187)特別支援学校で作業療法士(OT)の臨床実習をすることになったら何をするか

こんにちは、雑賀孫市です。
今回は、かなり独り言に近い内容になりますが、他人事のように読んで頂けたらと思います。

【なぜ、学校で臨床実習か】
・同じ対象者を登校から下校まで支援する、生活支援について知ることができる。
・対象者を個別、集団の場面で評価できる。
・教員という異なる専門性をもつ集団のなかで、作業療法の独自性や貢献できることは何か考える。
・多職種連携について学べる。
などなど。

ほけんしつ

【すること】
流れは教育実習に準ずると思われる。
授業に参加して、児童生徒の動き、教員の動き、指導内容を見ながら環境を把握する。
学校、教員の役割、仕事のあり方について学ぶ。
児童生徒とのかかわり方について学ぶ。
担当を決め、個別と集団の様子を評価しつつ、目標や指導方法について検討する。
教育実習ではないので、個別学習の指導計画を立てて、教員の指導のもと実施。

これも役立つかも

【実習について】
実習先として、学校が入ってきたら実習生になる学生さんはどう感じるだろうか?と思います。
経験上、学校の生徒として大きくなったから病院よりも見通しの持てる場所になるだろうか?

それとも、「作業療法士として」という意識を強くもっていると、専門性が違う場所で何をすればいいか戸惑っているかもしれないですね。

学校は医療機関ではないため、カルテがなく、医師の指示もない。情報収集やリスク管理に不安を感じるかもしれない。そこは実習指導教員が観点と基準を把握しておくことが必要だろう。その点において責任が大きいと思います。

校内の環境と、多くの教員と多職種がいる中で、どのように動くか事前に根回しをする必要があるだろう…。

結構大変だと思うけれども、リハ業界では特別支援教育がコアなところで注目されるようになっている。本当に仕事がしたくなる場所なのか考えたり、どんなところか知ったりする機会として捉えてもいいと思う。多くの臨床にいるリハビリテーション技士の弱いところは環境をふまえて出方を変えることと、学校に関する情報量の少なさだと思う。

分からないのは誰でも不安

「学校文化」として違和感だけを継承するのではなく、基準となるルールや組織運営を知ることで、リハビリテーション技士一人ひとりがそれをふまえて、できることをする、これに到達できればと思っています。

http://magomago1.org/greadschoolteachermeeting202007/
前回は、「186)特別支援学校の学年会で話すこと」でした。

http://magomago1.org/howtomakeinformationreport202007/
次回は、「188)特別支援学校の学年だよりの書き方(例)です。

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