学校の文化 担任の先生より

199)知的障害部門、中学生の余暇(例1)

こんにちは、雑賀孫市です。
昨日、特別支援学校の児童生徒の余暇について書いたので、では具体的にどのように活動につなげていたか、見たまま書いてみます。

なお、内容はリアルなので、多少のフィクションを入れています。

【少年A】
・太ってきたけれど、運動したがらない
・実は、からんで欲しい、ツッコミをいれて欲しい
・廊下で女子を「じー」と見ており、たまに悪口を言って怒らせて楽しむ。
・家でおやつを食べるのが楽しみ。
・連絡帳で保護者に密告されることを恐れている。

この頃、太ってきた。
なんとか、運動する機会がもてないか?
女子にちょっかいを出す習慣(こだわり?)をなんとかしたい。

そんなに太ってませんって

【使えるツボ】
①売り言葉に買い言葉の展開を狙う。
②連絡帳を使う。
③かまってもらえる特典をつける。

【やりとり】

先生「運動しなくちゃいけないよねー」

A「そんなの、しないよ」

先生「あ、そんなこと言っていいのかなー。」

A「え?なになに?」

先生「お母さんから、運動するように頼まれているんだけど、しないって書いていいのかな」

A「え!?やめて、やめて」

先生「廊下から〇〇さんとか、じーっと見てるって、報告してもいいのかな」

A「それは、困る」

先生「じゃあ、お昼休みにグラウンド5周、できるのかな?」

A「えー、やりますよ、やりゃあいいんでしょ」

昼下がり…

【やってみた】
(二階の廊下から、グラウンドを見下ろすと、走っている様子が見られる。)

二階から「あれー、なんだか遅くなってきたよー」

A「なんで見てるの、ちゃんとやってますよー」

二階から「何周目かな?あと2周でしょ」

A「なんで数えてるの!」

二階から「〇〇さんも見てるよ」

A「もう、そんな見るな(うれしそう)」

【その後】
雨の日以外やっていましたが、何かをきっかけに「やらない!」と言い始め、中断。
なかなか続けるというのは難しいものです。

http://magomago1.org/wahatdoyoudoatthefreetime202007/
前回のブログでは「198)特別支援学校 知的障害部門の子どもたちの空き時間」について書きました。

http://magomago1.org/200%ef%bc%89homeworkishisownselfactivities/
次回は、「200)宿題依存?」について書いてみます。知識は与え続けられて得るものか、自ら求めて得る物か…?

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