担任の先生より

134)特別支援学校小学部1年生だった子の8年後を見て感じたこと

こんにちは、雑賀孫市です。

よく、特別支援学校では卒後の姿を考えて…と言われています。

それはよく考えているつもりなのですが、予想できることと、予想できないことがあるのだ、と考えさせられました。

【回想1】
以前、特別支援学校の肢体不自由部門の、小学部1年生子を担当したことがあります。

当時の彼女の背は学年の標準よりもやや低めで、少し内股で膝を曲げて歩く傾向があり、ヘッドギア(転倒したときに頭をぶつけないための保険)をしていました。

なかなか新しい環境に馴染めず、大声をあげて拒否する姿が印象的でした。

学年があがるにつれ、少しずつ落ち着いていると思っているうちに、私も異動になり、その学校を去ることになりました。

【再会】
8年後、体育的なイベントの視察として、当時の学校に行くことになりました。

当時、小学生だった彼らは高等部や中学生になっていました。

どんな学習を積み重ねてきたのかなと思いつつ、外観は著変なく「成長した」と見えていましたが、
ヘッドギアをしていた彼女は、ヘッドギアをしていませんでした。

小柄だったのですが、想定以上に身長が伸び、関節の分節性をカバーできなくなったのでしょう。
折れ曲がるように車椅子に座って、左手でアームサポートをつかみ、右手でボールを持ち上げていました。

小学部に入ってきた彼女は歩いており、この先も難しくなるでしょうが歩行を続け、認知面も成長してくれば動きも落ち着いてくるだろうと考え、それを想定して活動の提案をしていました。

自分は必要なことができていなかった。

http://magomago1.org/learnaboutalifefromprofessorsyujiwada202005/
前回のブログでは、「133)現職教員でニヒリズムに染まった私が大学院で学んだこと」について書きました。

http://magomago1.org/doyousharewhathebelieve202005/
次は、「135)特別支援学校で生き抜くために~共通項を見つけよう~」です。処世術…でしょうか?

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