【きっかけ】
これを書こうと思ったきっかけは
①学校は集団の中で学びあう場です。
②学級の子供は複数いるので、一人にかまけて他の子供を放っておいてはいけない。
ということを強調してきたからです。
しかし、集団の中で学ぶことの他に、個々に対応して伸ばしてきた部分もあるはず。
そのへんはどうなのか、明らかにしてみようと思いました。
【個別指導、個別対応できそうな時間帯】
①学級の子供が通院などで欠席となり、一人だけ登校してきたとき。 他の学級が応援を必要としていない時間帯は、個別指導になる。
②授業のなかで、この場面は個別指導にして、あとの子供は授業を進めている先生に 注目していてもらおう、と判断したとき。
③肢体不自由校なら自立活動の時間や、下校前の時間帯(実質20分位)。
④知的校なら、朝の個別の学習の時間(実質30分位)
⑤その他、不定期に細かく発生する隙間時間。
【おわりに】
学校では、時間割に合わせて教員も生徒も動きますが、人の流れのなかで 指導体制が厳しくなったり、ゆるめになったりする時間帯があります。
そんな中で、1日の流れが教員にとって、子供にとって過負荷でなく、 子供が受け入れられる内容ならと個別指導を実施することがあります。
集団の中で、他の教員も行う可能性があるなら、分かりやすく、成果が分かりやすいものを選びます。 が、めったにない切り取られた空間でいるときは、間違いなく医療系モードです。
集団と個別、総じて合わせてどうだったか、それを評価(個別指導計画、等)に反映するのです。
https://magomago1.org/aexamforgetteacherlicense/
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