学校の文化

181)学校における「やってみなくちゃ分からない」、「すぐにできないと言えない」という罠

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、特別支援学校にかかわらず、学校にあるあるな仕事が増えるパターンについて書いてみます。

今回は①増えるとき②増えてから膨らむとき、の二つを挙げていきます。

【①増えるとき】
例えばですが、校長先生が障害者卓球大会(仮)の話を聞きつけてきたとして、「障害者スポーツ、オリンピックもあるし、いいじゃん」と思ったとします。
学校に持ち帰り、「なんとか参加できないか?」と会議で検討させます。

この案について、実施が平日だとすると、当然誰が参加して、誰が引率するかという話になります。
それも平日なので、指導体制に穴があきます。

人数の不足分は協力しあえ、安全第一でいい、などで参加する方向ですすみ、実施されます。

「3位にはいって表彰されたよ」、拍手!
保護者も子どもも喜んだから、良かった!
校で残っている児童生徒も事故なく過ごせた。
やればできるじゃん、協力ありがとうございまーす、来年からも参加する方向でお願いします。

ということで、また1つイベントが増えました。

やったー、ゴールだねー

【②増えてから膨らむとき】
週末(土日)のイベントを開催することもあります。
学校をあげてのイベント(運動会など)なら休みが別に定められますが、一部の教員がでていくものは
いわゆる無給で代休もでないボランティアです。

実施する主催者の割にボランティアが少ないだとか、盛り上がり不足を補うとか、担当で抱える仕事が多いといった理由で、ボランティア増員がしたいという意見が担当からでました。

質問「より充実した運営のためにボランティアを増員したいが、いいでしょうか?」のような感じでした。

【質問への回答】
・本来、ボランティアで任意である活動に対して、校内で委員会を組織しているのはおかしい。
・振替休日がなく、無給である活動の規模を拡大させるのでしょうか?働き方改革に逆行します。
・地域活動に協力することが目的で、あえて規模を拡大する必要があるのか。できる範囲のことを考えれば良いのでは。

で、「ボランティア増員に反対します」、と提出しました。
結論はでていませんでしたが、どうなったのだろう??

またか…

とにかく、仕事の出どころが「善意」に見えるだけに、断りにくいのが特徴です。

このような仕事が増える傾向は、成果主義が入ってくるようになって顕著です。

http://magomago1.org/overleadershipmakeexperiencedteacherdull202006/
前回は、「180)特別支援学校 先回りして準備するのと、想定して準備するのは全然違う」について書いてみました。

http://magomago1.org/teacherhavemanychoice202007/
次回は、「182)教員によって指導の優先順位が違うという話」です。

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