こんにちは、雑賀孫市です。
最近、オンライン授業や、ICTを使った授業実践が盛んです。
具体物は出せないけれど、これというイメージをもって欲しい。
コマ割りで画像を見せることで、物事の展開や流れを把握して欲しい。
こんなとき、手軽に情報の伝達、共有が行えるICT機器はその力を発揮します。
【情報いまむかし】
もう10年以上も前は、技術や機器は現在のものよりも劣っていましたが、スライドショー的な授業展開、映像教材など、結構バリエーション豊かにやっていたと思うのです。
それも、一般的な感じで。
現在、学校の中にいて感じている変化、それは技術の進歩においつける環境ではなくなってきたということ。
みなさんも、新聞やネットニュースで御存じかと思います。
USBメモリーを電車の中に置き忘れ、生徒の成績●00人分のデータを紛失した。
ネット上に個人情報を流出させてしまった。
勤務時間中に勤務に関係のない動画を何時間も見ていた。
【ICT機器使用ルール】
このような、個人情報の管理と、ネット利用の管理に関する問題を未然に防ぐため、学校ごとにICT機器に関するセキュリティが強化されるようになりました。
学校ごとに扱い方は違いますが、下記のようなルールが存在します。
①私物のパソコンやUSBは持ち出し禁止。
②公的なパソコンやWifi、iPad等は記録、押印、カギを借りて貸りる。
③ICT機器を入れたロッカーの鍵は管理職による手渡しが原則。
④学校のネットワークに侵入されないため、ネット上の情報を取り込むときは許可と手続きが必要。
⑤アプリなどのダウンロードは起案による許可と予算申請(0円でも)が必要。
【課題】
ICTの活用には、情報に関する機器を手にすること、提示する情報の構築、機器の返却を含めて、結構時間と労力がかかるのですが、実際に活用する時間はほんの30分だったりします。また、ICTを使った授業はその日の一部であって、すべての授業を準備するには負荷が大きい指導方法だったります。
私としても、分かりやすく示す、効果的に示すために、こういった機器を使う授業実践に興味があり、できる範囲でやってきましたが、近年腰が重くなり、印刷物に頼ることが増えました。
http://magomago1.org/doyousharewhathebelieve202005/
前回は、「135)特別支援学校で生き抜くために~共通項を見つけよう~」ということで処世術について書きました。
http://magomago1.org/importantexercisesforateacher202005/
次は、「137)特別支援学校の教員になって、筋トレの重要性を再確認しました」です。健康な生活を送りましょう!