学校の文化 担任の先生より

112)先生の仕事は誰のためにある

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、教員の仕事は誰のため?というテーマで考えてみます。

先日、Twitterをしていて、こんなコメントがかえってきました。

ふうむ、「あなたのため」か…。

これを教員に置き換えると、何か仕事が増えるたび
大事な仕事だからね」 「子どものために」 と言われたりしますが、
それの行きつく先は、本当に教員や子どものためになっているのか よく分かりません。

また、「起案まわしてね、県民の信頼のために」 とか言われるけれど、県民目線で検索しても、起案の内容がどこに掲載されているのか 見つけることができません。

いろいろあるね、さがそう

教員の専門性って、専門性ではないと思われるものもたくさんあって、
「あれもこれも、後で文句言われないために、やっとけ」
「子どもに関することは、何でも教員がやれ」
みたいな雰囲気をたまにを強く感じます。

NITS チーム学校の実践を目指して、より

ある方が、「専門職とは,他人の権利を代行することを保障する職業である。教育専門家である教師は親 や国の教育権を代行するとともに,子どもの学習権を保障する職業である。」と言っています。
こういった考え方が地域や保護者から子どもを離して、学校や教員が抱え込むという依存関係を生み出してしまったのだと思います。

今回のコロナウィルスで学校は休校するか、どこまでやるか、といった議論がありました。 学校には人が集まるので、感染リスクを考えると登校すべきでない。しかし、地域で子どもを守るということを考えてはみたものの、それは意外と難しかったのだと思います。

今後も、「学校は地域や家庭と連携して」でうまくいくのでしょうか。
今後の公共と教員はどうあるべきなのでしょうか。

うぐ、今回は愚痴っぽくなりました。

http://magomago1.org/checkoutmorningmeeting202004/
前回は、「111)朝の会を含めた、学校での過ごし方」でした。

http://magomago1.org/teachertalkwithstudentpearents202004/
次は、「113)保護者と話すときに留意していること」です。日々のことを意味づけてお伝えすることは大事です。