学校の文化 担任の先生より OT・PT・ST

28)作業療法士が特別支援学校の教員になったら、何が変わるか

こんにちは、雑賀孫市です。
今回は、作業療法士が特別支援学校の担任の先生になったら、何が変わるか、思いつくまま書いてみようと思います。


【お金】
・経歴をもとに、前歴加算を加味して給与の号数が決定される。(多分、100万~200万位あがる)
・過去の経歴が報われる。(経験年数ではなく、年齢と職歴で考慮)
・保険や福利厚生などが充実している。
・お金を借りやすい。(信用が高い)
・副業などに厳しく、週末バイトは不可。(株式や不動産等は少しならOK)
・一般的な年金対策や資産運用などへの意識が低い。

【職場】
・学校の文化(職員室文化)の洗礼を受けます。「教員の同僚性」を知らないと孤立します。
・組織的対応が主で、手続きが増え、フットワークが悪くなる。
・多様な価値観があり、「原理原則」が分かるまでは違和感しかない。
・集団で子供をみるので、自己完結できない。
・学校によっては、元専門家だから、経営が難しい学級をたらいまわしになったり、客寄せパンダ的に扱われたりすることがある。
・定期異動があり、何年かしたら他の学校に異動になったり、学内異動になったりします。
・多様な職種や立場の人が出入りするので、医療機関での連携の経験は活かせる。

【仕事の中身】
・枠組みや手続きを知り、その中で専門性を使いこなすにはどうするか考える必要がある。
・継続的に子供や保護者とかかわるため、その場しのぎがしにくい。
・時間を味方につけた指導ができ、時間をかけて変化することが分かる。
・臨床実習や教育実習の指導者になれ、生活の場で専門性を発揮することについて示すことができる。
・医療のエビデンスがないため、科学的な後ろ盾に乏しい。
・1年ごとに担当する学級が見直されるので、区切りがあります。
・学校なだけに、対象者が学齢期に限られる。
・いろんな授業(生活単元学習、自立活動、総合的な学習の時間、等)を担当する。

【その他】
・各学級に存在するニーズを明らかにすること、改善案を学級の状況や担任の先生に合わせてアレンジするなど運用のコーディネーター的な人材が必要になってくると思います。
※図のセミくんや、ハチくんのような人がいれば、もっと効果的に物事が進む気がするのですが…。

リハビリテーション関連職種の活用モデル 雑賀孫市(2019)


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前回のブログは「27)特別支援学校(肢体不自由)で行われる医療的ケアについて」でした。

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次のブログは、「29)作業療法士はゴミ集め」です。要らないものを有効な道具に変えることについて書いています。

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