こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、1年ごと、1年というスパンを比較的分かりやすくする工夫について書いてみます。
【過去の私たちが学んだ見通しのカタチ】
始めは、なんだか分からないけれど、マス目だらけのカレンダーを見せられて、
「この日、おばあちゃんの家に遊びに行く日だからねー。」と指をさされ、
今日はここだよ
今日はここだよ
だんだん、おばあちゃんの家に行く日が近くなっていきます。
これが、私にとっての、「先を見越して、1日、1週間を待つ」学習だったのではなかろうか、と思うのです。
【学校での1年間】
学校でも、1年間どうするか新年度のはじまりのときに発表します。
その中に記載されている「運動会」、「文化祭」、「集会」などをピックアップして練習し、実施し、反省会(写真を見たりする)をするのですが
どかーんと1年の中に何がパッケージとして用意されているか、頭の中で思い浮かぶことが難しいと思っていました。
【ヒント】
「まとまり」と「順番」
子どもたちの中には、「まとまり」や「順番」について得意な児童生徒がいます。
ポケモンのキャラクターを覚え、どれがどの進化系か、まで覚えていたり、どんなモンスター順番にゲットしていったか、なども得意気に話してくれたりします。
そこで、「1年ごと」。「1年の中にまとまったもの」を出して、生活の中で、何気なしに「1年」をいれてみました。
歴代プリキュア
歴代仮面ライダー
どらえもんの映画
ポケモンの映画
歴代の担任の先生
これらは、毎年かわるし、インパクトがあります。
それに対して、担任の先生の印象は人によるし、順番が変わることも。
季節の行事、学校行事、毎年似ているので、混ざりがちなので、段階付けとしては上のほうかもしれません。
【活用例】
「頑張ったら、今月は、〇さんが小学校2年生のときに夢中だった、〇〇プリキュアのキャラクターシールを毎週貼ってあげるよ。」
「2年生のときは、ひらがなをA先生と一緒にやっていたもんね。」
「今年は、カタカナをB先生と、ひらがな練習時代を思い出しながらやっていこう!」
2年生の時のノートと見比べ、継続した成果と、成長した今を感じながら、シールを楽しみに貼っていく…。
少しやり方としては我流過ぎますが、何でも工夫してやってみて、改善していけばと思いながらやっていました。
https://magomago1.org/209happytalkisntalwayshimhappy202009/
前回は、「209)楽しいやりとりは、生きるために必要なコミュニケーション手段と一致するか」でした。
https://magomago1.org/211ifiredaworkhomecareservice202009/
次回は、「211)訪問介護の仕事をクビ(?)になった話」です。私もいろいろやりました。