今年度はそれほどでもないのですが、昨年度以前はこどもの指導について、大変多忙な日々でした。
【元専門家の宿命?】
元OTの看板がついていると、「こいつは専門家だから、学校全体の安泰を考えると、ここにいれて抑えを利かせよう。」と思われるようです。
校内でも指導で難渋した、前の担任の先生がうまく指導しきれなかった(病休等で)、などの穴埋めに使われることが多くなるのです。
毎年変わる教員集団のなかで、誰にどこを担当させるか考える時、ジョーカーがあれば便利でしょう。
【人材育成上のデメリット】
しかし、場当たり的に部署が変わっていると、各学部の文化、教員と児童・生徒の顔ぶれ、教育課程(時間割や活動内容)などを毎年更新することになり
①経験したことをふまえて、よりよくなるよう改善する。
②一緒に働く教員のキャラクターをふまえて、どう動くか予測する。
③年間の見通しをもって、計画的に仕事する。
④分かる仕事が多いので、更に他のことにもチャレンジできる。
といった継続することで得られる恩恵が受けられない、ということになるのです。
また、毎年環境が変わるストレスは多大で、疲労感は普通の教員以上だと思われます。
【尊敬されるか、足もとをすくわれるのか】
尊敬される
一概に尊敬されているのかは分かりませんが、こどもの学習環境をつくるうえで必要なこと、指導目標などを日々の営みのなかから評価し、形にしていきます。おそらく、医学的な部分も含めたアセスメントの観点と対処の引き出しが、他の先生と違うのだと思います。
なので、よく「学年に1人置いておきたい人材だ」と言われます。
尊敬されるというのは語弊ですね。活用できる人材ということでしょう。
足もとをすくわれる
よく、昨年度に担任していた先生から嫌がらせを受けました。
次々と指導方針が変わっていくので、自分のことを否定されたような気持ちになるようです。
また、自分が一番その子のことを分かっていると自負していたのに、論破されたような気持ちに
なることもあるようです。
昨年度に行った飲み会の帰りに、「あなた、足もとをすくわれるわよ」と、うまく指導できなかったと思われた先生から恫喝されました。
それが厳しい状況を一手に引き受けてきた教員に対する言葉かと耳を疑いましたが、これもジェラシーのひとつなのかなとガッカリしたものです。
色を出すと、味方ができますが、同時に敵も作るのかなと思います。
比較的学校文化の中で、それなりにやっている私でさえコレです。
これから特別支援学校に入ろうと思われる方は、くれぐれも間違いのないようにお願いします。
https://magomago1.org/301howtomakeyourownpension202012/
前回は、「301)カンタンな自分年金の作り方」でした。
https://magomago1.org/303needcareworkersfromphilippine202012/
次回は、「303)介護技能実習生を受け入れるには、どうしたらいいか」です。