こんにちは、雑賀孫市です。
今日は自分の反省文です。だから、他人事のように見てもらえたら幸いです。
【私のこと】
生き方や考え方は様々ですし、もっている特性や能力も人様々です。
私は総合的にみたら平均以下の人間です。
でも、埋もれたくないし、頭を抑え続けられたくないし、人並の生活がしたいという昔の価値観を一部植え付けられた厄介な人間です。
【埋もれないために】
成長過程で、身長と運動能力が伸び始めました。
なんだか分からないけれど、ある運動に関して、田舎の学校で一番だと言われるようになりました。
そこで、ただの人になりたくないから、「出る杭」をうつことにしました。
とにかく追求していけば伸びる!ということを、ここで学んだと思います。
【打った杭、その後】
頑張って運動について、全国〇番目、というところまできましたが、所詮は大勢の中の一人です。
就職し、成人になっていく過程で「打った杭がとび出したまま」であるとは思えませんでした。
飛び出ていたはずの杭が、実はたくさんの杭の一本にすぎないことに気づいてしまったのです。
私は、その杭をうつのをやめました。
ここまま続けていたら、その杭を打つことしか知らない人間になってしまう。
そこで、これまでやってこなかったことを、いろいろやるようになりました。
レクリエーションスポーツをいろいろしたり
アルバイトをしたり
英会話をするようになったり
こんなこと、高校生のうちにやっていたはずのものだよな…。
人生の学び直しのような日々でした。
【誰でもない自分】
さだまさしさんに似ていると自称している教育改革実践家の藤原和博さんが、「希少性の高い人材」になることについて、分かりやすく動画で教えてくれたりしています。
私は20数年前から自分でそれを意識して動いていたと思います。
うった杭は抜いてしまってはもったいない、それも人生の一部で、無駄なものじゃない。
打てる杭を、とにかく打ってみよう。
私も次々と打てる杭を打ち続けました。
1つひとつは、特に珍しくない杭です。
しかし、うちまくった杭の集合体は、誰ももっていないレアなものになりました。
自分は「特別何もない人間だ」。
そう自覚してしまった人は、大きさにかかわらず杭を打ち続けましょう。
興味がわいたり、必要性を感じたり、感性にうったえる杭があったら、それも打ちましょう。
【自分のこれから】
とにかく一生懸命に杭を打ち続けて、他の人にはできないことが増えました。
しかし、持っている引き出しをフルに開け閉めし続けてきたために、不必要なところで力を抜くやり方が分からないままきてしまいました。
緩急をつけることって、すごく大事なことですよね。
だから、これからは短距離選手だけでなく、中距離や長距離選手の生き方を身に付けよう、そう思う今日この頃です。
https://magomago1.org/216letslearnforyourcreativeaction202009/
前回は、「216)聞いた指導方法を再生するだけでは、授業や治療は楽しくないというお話です。」でした。
https://magomago1.org/218sharethepointwhatyouandiwant202009/
次回は「218)専門家としての自分のよさを、他の専門家に分かってもらうのは難しいことです。」になります。