こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、ここ20年ほど悩んできたことについて書いていきます。
それは、労働賃金を得る現役世代でなくなったらどうすればいいんだろう?
ということです。
【教員でなくても考える、不安】
十分でないかもしれませんが、私なりに考えました。
・この先どれだけ稼げるの?
・どんなスキルが必要なの?
・どれくらい貯めなきゃいけない?
・不労所得ってあったほうがいいよね?
・いつ定年退職するんだろう?
・いつまで働いたらいいんだろう?
・自分が死んだら家族はどうなる?
などです。
そりゃ、ドキュメンタリー番組で、「一家離散」、「孤独死」なんか見せられた日は大変です。
でも結局、今できることをする、今をきちんと把握しよう、できることを継続してやっていこう、しか残らないんですよね。
【教員の60歳以降どうなる】
令和2年3月、国家公務員法等の一部を改正する法律案が閣議決定されました。その中身ですが、
・公務員の定年を60歳から65歳へと段階的に引き上げる(令和12年度から65歳になり、再任用制度は廃止)
・60歳になれば管理職から外す役職定年制の導入
・60歳からの給与をそれまでの7割水準に抑える
地方公務員も国家公務員の動きに伴い、平成4年度から同様の内容で改正されるようです。
更に給与に関する措置として、「60歳に達した日以後に、定年前の退職を選択した職員が不利にならないよう、当分の間、「定年」を理由とする退職と同様に退職手当を算定する」とあるので、当面は「60歳で退職したから早期退職ね」とは言われないみたいです。
民間企業について、定年引き上げの予定はなさそうですが、高年齢者雇用安定法の改正案により、令和3年から70歳までの就業機会の確保が努力義務になるようです。
【さて、あなたならどうする】
教員を65歳までやるかどうか、が大きな分かれ道です。
今後の年金などの動向にもよるのですが、60歳で退職金をもらって民間にシフトするのか、65歳まで教員をするのか、悩みどころです。
参考資料)厚生労働省「平成28年簡易生命表」
男性:平均寿命80.98歳、健康寿命72.14歳
女性:平均寿命87.14歳、健康寿命74.79歳
※健康寿命とは、「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」のことだそうです。
http://magomago1.org/learnaboutmoney202005/
前回は「142)教員の資産運用について考える~シニア流3分法~」について書きました。
http://magomago1.org/schoolteachersculturethepressuremakehimsame202005/
次回は、「144)学校文化「同調圧力」について」書いてみます。