こんにちは、雑賀孫市です。
ややコロナウィルス疲れが見られます。
そんななか地方で3つの密も気にせず、畑と家を移動する人の話を聞いて、うらやましく思ったりしています。
以前から、ストレスフリーな生活を求めて田舎暮らしをする、という話を聞きますが
収入源がない
地元の人と仲良くなれない
などの問題がテレビで説明されていたのを見たことがあって
うまくいっている例として、バリバリ社交的で活動的な人か、ネットで仕事ができる人が紹介されていました。
この段階で、自分には無理だと心が折れました。
しかし、コロナウィルスの影響で、密を避けて生活する手段として、田舎暮らしがいいよーという動画を見て、再び自分にできるのか考えてみました。
観点は、①収入、②支出、③日々の営み、の3つです。
ただ、この捉え方は個々の長所短所や、時代背景にもよって違ってくるかなと思います。
【①収入】
一つの収入源に頼っていくのは厳しいので、複数の収入軸を持つことが必要だと思っています。
特別支援学校で働いていると、介護業界と似たところが多くて、摂食、排せつ、レクリエーションなどはかなりシフトできるところがあると思います。また、接客業も保護者対応で「相手をみて対応する」という点で使えるスキルだと思います。ただ、喋りすぎや説明したがりすぎには注意が必要だと思います。とにかく、老人福祉にかかわらず、地域産業に食い込んで、賃金を得るのは手堅いと思います。
地域が農業などの産業をもっていれば、「手伝い」で収入や現物(食べ物)がもらえたりします。私の実家周辺も農業をしていて、忙しい時期は1日〇千円で来て欲しい、というのをよく聞きます。
ネットを使ったビジネスができる人は強いと思います。が、私にはそこまでのスキルはありません。
不労所得があれば、心強いです。株の配当金、優待、不動産投資、このへんが美味しいと思います。ただ、優待は食事券をもらっても使う店がないという事態が想定できます。
研修会、学校などの講師も、交通費と交通手段の問題がなければ気分転換も含めていいかもしれません。現役のうちに、自分の強みを作って活かしたいですね。
【②支出】
家賃は地方都市になると、意外に高いと感じます。
少し移動を頑張らないといけない、くらいが安く生活できると思います。
空き家も増えてきているので、住んでもらうだけで痛むのを防げるので、是非住んでくださいという話も聞きます。
消耗品を買うときは、大量に仕入れないし、大量に売れないので単価が高いと思います。
ただ、必ず使うもので、ひもちがするなら、ネットで安く買うのがいいと思います。
昔の田舎暮らしはネット通販がなかったので、買いたいものがなかなか買えないのがネックでした。
食料品は地元産だと安く買えますし、仲良くなれればもらえたりします。もちつもたれつができる人だと得られる恩恵だと思います。
【日々の営み】
フォーマルでないので、今より自然に人とからめる気がします。
都会にいると、利用されて終わるかも、搾取されるかもと警戒心が先にたつのですが、生活とともにある人間関係なら、おかしなことはできまいと思っているのですが(甘い?)。
出勤・退勤に追われないので、ゆったりするか、どこかで線をひいて、ビシっとけじめのある生活を送るか選べるような気がします。
労働と日常生活の境界線がもう少しうすいほうが、ストレスが少ないのかもと思うのですが、実際どうなんでしょう?
子ども時代はそう思ってやっていましたが、大人になると変わるのでしょうか。
【追記】
これだけ変化の激しい時代にあって、年をとってどこまでついていけるのだろう?
学校で勤めることを辞めてしまった後、どのように生きるのか考えるようになり、その中で考えたのが田舎暮らしです。
「選べる」ってすごく大事だと思います。
選ぶために、不安を解消する資産が欲しいですねー。
できるときに、できることをして、結果は結果です。
後悔のないよう頑張りましょう!
http://magomago1.org/specialeducationhowtodecidethedirection202005/
前回のブログ「148)顧客のニーズが指導のあり方を決める」
http://magomago1.org/howtomakeagoalinaspecialeducationschool202005/
次回は、「150)児童生徒の目標設定、何に留意して設定するか」について書いてみます。