担任の先生より

126)特別支援学校の目標と指導方法の関連づけ、モビール的に整理しましょう

こんにちは、雑賀孫市です。

どんな子かな

新年度、子供の実態に関する情報や、禁忌事項(やってはいけないこと)、

やってみたらと思うこと、ねらい、課題、など確認することはいろいろです。

整理して、組み合わせて、因果関係を考え、原因や理由も考えてと、つじつまがあっているか

確認しないと、と思うのですが、「なぜ」を問うには知識基盤と想像力が十分でないと、すごく難しいものになります。
特に、ICFの図にあてはめる作業は、実際の指導のためになるかといえば…ちょっと難しいと思います。

ICF

きれいに図にあてはめることが目的になってはいないでしょうか。

無理なこじつけはないでしょうか。

視点に偏りはないでしょうか。

そう言われると、余計に時間ばかりかかってしまいます。心身機能尾・身体構造は特に説明しにくいです。

そんなときは、分かることをとにかく列挙してみる、気づいたことをつけたす、だけで初期はのりきれるし、
子供とかかわっていくうちに、少しずつ整理できてくるんじゃないかと思います。

関連しあってるでしょ。

見えている問題や課題はどこからきているのか、たぐりよせ、つないでいきます。

だんだん、モビールみたいになってくると思います。
つなげることなく、やみくもにやっていたら、情報に埋もれて脳内ゴミ屋敷になってしまうでしょう。
それは、すごく勿体ないことです。

これから行うことは何につながっているか、たぐり寄せていけば、
「この子はこんな子です。」
「この子にとって大事な課題はこれです」
「それに向かって、こんなことをしてきました。」

根気強くやっていけば、こんなふうに語れるようになります。
一緒に頑張っていきましょう。

http://magomago1.org/makingoriginalmusicbox202005/
前回のブログでは、「125)授業づくり 音楽(曲)の準備をしよう。」について書いてみました。

http://magomago1.org/veryfunisnotgoodonyourrecord202005/
次は、「127)個別の指導計画に「楽しむことができました」とは書けない。」について説明してみます。