学校の文化 担任の先生より

103)学校の先生のオンライン研修 NITS

こんにちは、雑賀孫市です。
学校の先生の研修について、一律に行われるけれど、それによって得られる反応は校種(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、特別支援学級、等)によって、受け取り方やアウトプットの仕方が違うかも、と思いました。 ちょうど、今はコロナウィルスの影響で、休校や自宅研修などが言われるようになってきて、 ネット動画による研修が奨められるようになっています。

https://www.nits.go.jp/materials/intramural/
独立行政法人教職員支援機構 オンライン講座>校内研修シリーズ

20分程度の動画が、たくさんでています。
この時間なら、集中して見られそうです。
この中で、どれでもいいのですが、例えば

https://www.nits.go.jp/materials/intramural/025.html
「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて:校内研修シリーズNo25」

をみてみましょう。映像とともに、資料がついています。 なかなか親切なつくりにだと思います。 画像を見てみると、以下のようなものが並んでいます。

A 主体的・対話的で深い学びの実現
B 「深い学び」とは

【新学習指導要領】
特別支援学校では、子どもの実態は多様ですし、教員が何を大事にしているか、 何を学ばせたいか、何に価値を感じているかによって授業の形が変わります。 ねらいに合った、妥当性のある授業を行い、主体性をワガママや誤学習に誘導しない 方向にもっていくには、教員のかかわり方や環境設定がすごく重要です。

さて、新学習指導要領では 「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し、社会と連携・協働しながら、未来の創り手となるために必要な知識や力を育む『社会に開かれた教育課程』の実現」のために、 これまでの「何を学ぶか」に加えて、「何ができるようになるか」、そのために「どのように学ぶか」 といったことが重視されています。

通常学校だと、類似したテーマごとにグループをつくって学習をすすめることができ、 総合的に観点をまとめて授業に盛り込めると思いますが、特別支援学校だと通常学校で できる範囲のことができる児童生徒から、感覚から学ぶ児童生徒まで様々です。 一斉にというより、個別に場面を選んで指導するための「留意点」や「一観点」として 取り扱っていかないと、運用上難しいと感じました。 その点で、自立活動と近い位置づけになるのかなと思います。

個人的には、基礎・基本を学ぶことで、主体的な児童生徒の「こうしたい」を形にする基礎をつけることが大事現実的だと思っていたので、今回の指導要領をみて、やっぱり最後まで手とり足取り学校がやらないといけないのかとガッカリしています。

【「何ができるようになるか」に縛られると学習内容のインフレが起きる】
余談ですが、これまでも「~ができた」、「~ができるようになった」というのが評価の記述としてふさわしいもので、「待つことができた」、「座っていることができた」などは学習の成果として評価として認めない傾向があります(言い回しを変えることでOKですが)。
そのため、できたと言えるアドバルーン作りや、より大きいアドバルーンを求める教員が増えないかと危惧しています。

「~できた」ということは、次のステップに移るんだよね、もっと高度なことをさせてください、などのプレッシャーが教員自身のなか、または保護者や学校の管理職などの中で膨らんできます。つくられた実態の基準が年々あがることで、次第に煮詰まり感が関係者のなかにでてきます。誰かが棚卸をするか、誰かがキレなければ、「子どもの実態を把握して、できるように日々頑張っている」ことがストップできず、その営みは継続されます。

そうして、でできるようになる見込みが薄くても、「それは指導方法の工夫や授業改善が不足しているんじゃないか」、「指導できる体制をみんなで工夫すれば、取り組めるんじゃないか」などと、どうすればできるようになるか考えるサイクルに入ってしまうと、抜け出すことは更に困難になります。そんなときは、何をもって良しとするか、どこまでやったら終わりとするか決める、新しい価値が提案する、などのターニングポイントをつくることで状況が改善することがあります。

http://magomago1.org/letsmakeyourteam202004/
前回のブログは、「102)学校用務員さんと協働してみよう!」でした。

http://magomago1.org/maskmakeyoufaceless202004/
次は、「104)コロナウィルスのためマスクがない!(2020年)」でした。大変でしたね。

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