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29)作業療法士はゴミ集め

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、「作業療法士はゴミ集め」という、すごく昔から作業療法士をしていた 方の言葉を紹介するとともに、今、わたしがやっているゴミ集めを紹介したいと思います。

【ゴミをゴミでないものにする】
ゴミって、不要で捨てるものだと思うのですが、例えば、壊れている棚は捨てればゴミですが、 直せば再び棚になるし、解体して新しいものに作りかえることもできます。 それに、ゴミは無料です。 経費をかけずに、活動のネタになるのです。
ゴミをゴミでなく、意味や価値があるものとして再生できるか 期待感をもって周りを見ているって、ある意味センスかなとも思えます。

このセンス、実は作業療法士だけでなく、結構特別支援学校の先生にも結構あるのです。 この共通点が作業療法は学校でもやれると思わせた一つですし、 逆に作業療法士と特別支援学校教員の専門性って、何が違うんだ? と頭を悩ませたものでもあります。

【私が集めているもの】
私がやっているゴミ集め…、いえ、ゴミではないのですが、 集めて活用しているものがあります。

それは、映画や旅行、お店のパンフレットです。

これらを少しずつもらってきて、主要な部分を切り抜き、封筒に入れていきます。 それを、コラージュなどで使います。
食べ物、アニメ、電車、建物、人の顔、いろんな対象者の興味関心を想定して 材料を集めるので、一つのアセスメント(評価)としても活用できます。 以前、ご紹介した図書館のブックリサイクルと併用すると、より強力です。

※学校教育系でいう評価とは成績を指す。
医療系でいう評価はアセスメント(検査、観察、情報収集などのこと)を指します。

※作業療法士と特別支援学校教員の専門性の違いについて、
作業療法士の職業柄、ICFで言うところの心身の機能・構造が分かっていて、
生活で見られるものをトップダウン、ボトムアップで説明できる点が違うのかなと思います。
が、科学的すぎると理由をつけて生活圏や価値観を狭くしてしまう可能性もあるかな、とも思っています。

https://magomago1.org/whenotbeateacher2020-01/
前回のブログは、「28)作業療法士が特別支援学校の教員になったら、何が変わるか」でした。

https://magomago1.org/checkstockholderimformation/
次のブログは、「30)株主優待だけでない、オマケを見逃すな!」です。
学校ネタではない、株式投資のマニアックなネタなので、横目でチラリと見て頂ければ幸いです。