学校の文化 担任の先生より

169)特別支援学校、探りをいれて、お互いの引き出しを見せ合うことは有意義です

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、カドがたたない人同士の対話によって、力量を高めあうことができる、という話をします。

「お互いの専門性を尊重し、干渉しない」ということが職員室文化の1つです。
そこに接触せず、言いたいことが言える相手ならば、緊張感と開放感のある対話を味わうことができます。

【言いたいことが言える相手】
自分が所属するクラスとは違う子どもについて、話せる相手が話しやすいと感じます。

自分の担当する子どものことを知らないでいいのか、とお叱りを受けるかもしれませんが、違うクラスだと実際の指導にかかわる訳ではありませんし、自分の教育観と違う指導になっていると日々イライラすることもありません。

【対話のレベルをあげる】
先日行った話は、隣のクラスの子どものことについて、でした。

いろいろ試行錯誤をしながら指導している様子を見て、「〇〇や〇〇があって、自分だったら難しいなと思っていたけれど、うまく展開していたから、どの辺を工夫していたんですか?」と共感しながら、自分はどう見ていたか、自分だったらどんな視点で進めるか、などのカードを見せます。

こうすれば、何を選択していたか、何を優先順位として考えたか、何について悩んだか、お互いに出し合いながら話を進めることができます。

出し尽くしたら、今後の指導は〇〇か〇〇を目標にして、こんな感じで進めるといいのかなと、何となく納得できるものがでてきます。

俺のターン!

【得られるもの】
・自分と相手の児童生徒に関する引き出しが増える。

・カードを出し合うことで否定された感が少なく、指導について積極的な意見交換する習慣がつく。

・互いの力量と価値観が分かる。

・自分の指導を言語化することで確信がもてたり、自分で修正できたりする。

・違うクラスと思っていたら、応援でかかわることになっちゃった、というとき役立つ。

・聞いたからには、やらなければならない、という圧力がない。

【追記事項】
個々に多種多様な仕事を抱えるようになり、教員同士の会話は昔と比べて随分少なくなりました。

それでも、自己完結できない指導体制は変わらないので、どこかで自分の幅を広げる機会をもてたらと思っています。

http://magomago1.org/powermakehimakingnotateacher202006/
前回は、「168)特別支援学校教員の新卒5年目が大化けした話」です。

http://magomago1.org/showthepointmakeyoueasy202006/
次回は、「170)特別支援学校から保護者に書いてもらいたい書類について、書いて欲しいところに、鉛筆でまるをつける」です。

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まごいちブログ☆作業療法と特別支援教育をつなぐ